Ituphana Studio


ぬのにひめる
by ituphana
カテゴリ
全体
ituphana studio

チベット仏画織
染織教室のご案内
染織教室の風景
苧麻・芭蕉・棉・藍
お蚕様日誌
アクセス
チャルカが紡ぎ出すもの
ねこじゃら通信
展覧会
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

脱皮後 2齢の蚕

     1度目の脱皮を終え、2齢になったお蚕の写真が届きました。
         体長は大きいもので、 1.5 cmくらいです。
e0167170_168717.jpg



脱皮したあとの、新しいからだ。
皮膚はまだやわらかく、とても傷つきやすい。

最初はしわしわ。
それから食べて、食べて、しわが思いっきり伸びたら、
その服はまた、脱ぎ捨てる。

いさぎよく、次の姿に変化する。


2009/5/29

          三眠蚕の養蚕記録はあわコットンクラブでご覧頂けます。
[PR]

# by ituphana | 2009-05-29 16:17 | お蚕様日誌

脱皮直前

       1齢の蚕は、じきに脱皮を迎えようとしています。
e0167170_1529575.jpg

            蚕の体長は 、1cm くらい。
             体は飴色でとても細い。
   それに比べて、頭のほうは(実際は頭ではないけど)白くて大きい。
       大きくなった蚕と同じように、節は分かれている。



長さんの家までは、車で1時間近くあるけれど、
やはり、自分の目で見てみたく、今日もお邪魔しました。

前回の訪問から4日目。
もうすぐ脱皮しようとしている蚕に会えました。
体が飴色で光っているのがその証だそうです。

家で蚕を飼うとき、稚蚕(1齢〜3齢)の頃は、
苺のパックのようなものと、半紙で飼えるようです。
長さんの家では、浅めの発砲スチロールの箱で飼っていらっしゃいます。
そこに、新しい桑の葉をちぎって載せてやります。

農薬のかかっていない桑の葉数枚。
蚕はとてもおとなしく、桑の葉がないところまで、
遠出はしないようだ。



2009/5/27
[PR]

# by ituphana | 2009-05-28 15:57 | お蚕様日誌

裂織りのバッグ

e0167170_19121287.jpge0167170_19123114.jpg
e0167170_1912488.jpg
e0167170_1913317.jpg
e0167170_19145420.jpg

長さんは、家で専ら織るようになってから、織りがとても安定してきました。
裂織りのバッグのシリーズはどれもとても、素敵です。
[PR]

# by ituphana | 2009-05-25 19:19 | 染織教室の風景

捩り レース 浮織

e0167170_18421318.jpg
           麻のケースメント  紗  二点



e0167170_18425339.jpg
           シルクで  紗 と 羅 



e0167170_18431697.jpg
              木綿で   レース


e0167170_18433830.jpg
              麻で    経浮紋



初夏に向かって、皆の作品も涼しげになってくる。
紗や羅、レース、浮織
シャリシャリした感じの麻やシルク、木綿。

花の谷の教室は卓上のリジット機を使っている。
この機の限界を見極めながら、工夫を凝らすと、予想以上のものが出来上がる。
紗も羅も、レースも浮紋も
全部、手で拾いながら織ってゆきました。
驚き!
織りに必要なのは、機ではなくて、手。
[PR]

# by ituphana | 2009-05-25 19:08 | 染織教室の風景

孵化

            卵が次々に孵化し出しました。


e0167170_14523959.jpg

連絡を受け、朝、お家に直接伺いました。自分の目で見てみたかった。
卵はうす紫色から、青っぽくなってゆきます。
今朝、孵化したようです。
孵化したばかりの蚕は、黒くて毛が生えている!
大きさは5mmくらいでした。
ですから、蟻蚕(ぎさん)、または毛蚕(けご)と呼ばれているようです。
このあと、蚕はぐんぐん大きくなり、24時間以上経つと体は白っぽくなり、
この黒い毛は目だたなくなるのだそうです。


初めて蚕に桑の葉を与えること、これを「掃立(はきだて)」と呼びます。



e0167170_18272846.jpg
          これは蚕に与えている桑の木


自然にあるヤマグワ
e0167170_13212695.jpg


                      こちらは食べる実がなる桑の木e0167170_1827468.jpg




2009/5/23
[PR]

# by ituphana | 2009-05-25 14:55 | お蚕様日誌

蚕の卵

長さんは、特に養蚕農家というわけではありません。
あわコットンクラブの「安房の養蚕農家」と併せてご覧下さい。
                 三眠蚕の養蚕記録を報告しております。)
ふとしたきっかけで、蚕を飼ってみたい、という興味から、
桑の木を植え、卵を取り寄せ、自宅で養育することとなりました。

特別な小屋や設備を用意するわけではなく、
庭に十数本の桑の木と、家の一室を蚕用にしただけで、
楽しみながら育てています。

よくよく聞いてみると、旦那様のご実家が、かつて養蚕をしていたこともあり、
その頃の記憶をたよりに、ご夫婦で仲良く仕事をなさっていらっしゃいます。

二年程前には、ご自分で育てた蚕の繭を紬いで、ストールを織られました。


今回の写真は5月20日に届いた約400個の卵の写真です。
卵は 巾1mm×長さ1mm強×厚さ0.5mm くらいの楕円形をしています。
23日に私が直接見た時には、うす紫色をしていました。



e0167170_1431959.jpg





2009/5/20
[PR]

# by ituphana | 2009-05-25 14:46 | お蚕様日誌

長さん家の桑畑

お待たせ致しました。
いよいよ、長さんのお蚕さま通信が始まります。
今回は、立派に成長した桑の写真が送られてきました。
今月の25日から蚕の養育日誌は始められる予定です。

e0167170_18402892.jpg





2009/5/12
[PR]

# by ituphana | 2009-05-13 07:08 | お蚕様日誌

花の谷染織教室 2009

e0167170_2046502.jpg

    貴さんは、よく勉強して、どんどん織ってくる。
    ちょっと前に教えた捩り、紗ですてきな春のバッグを作った。

e0167170_7291197.jpg

e0167170_7292728.jpg

                次々にできあがる捩りの作品。
                  だんだん夏になってゆく。
[PR]

# by ituphana | 2009-04-22 20:48 | 染織教室の風景

ituphana 染織教室 2009

e0167170_20371566.jpg
西洋茜で染める。
きれいに発色した絹糸。

春の予感。
どんなストールになるのかな。
[PR]

# by ituphana | 2009-04-22 20:40 | 染織教室の風景

2009 藍と棉の栽培

ituphana の畑は、『ねこじゃら農園』といいます。
作業をしているのは、わたし、さいさいみこ、と申します。

芭蕉や苧麻の畑は自宅近く、野菜も作ります。
藍と棉の畑は工房近くにあります。

藍と棉の畑は七畝くらいの広さで、それを4つに分けています。
毎年、2種類の藍をそれぞれ4分の1ずつ、
日本棉の白棉と茶棉をそれぞれ4分の1ずつ栽培していました。

今年は、あわコットンクラブの会員達も棉を栽培することになりましたので、
1種類の藍と、例年通りの棉、4分の1は、コットンクラブの会員が棉を栽培します。

3月下旬に、蓼藍の種まきを行いました。
去年、初めて、虫にやられたので、今年はちょっと心配です。
無事に育ちますように。
[PR]

# by ituphana | 2009-03-25 19:02 | 苧麻・芭蕉・棉・藍

カトマンズの工房から

 1989年から1992年、インドでの1年間の大学生生活を挟んで、私は、ネパールのカトマンズ郊外、ボーダナースで、チベットの仏画織に携わりました。
 ボーダナースは、国を出た避難民のチベット人達が多く住むところです。ここに、アメリカ人のTomas Gutaさんと日本人の奥さんがチベットの仏画織の工房を開いておりました。
 不思議なご縁で、私は、このチベット人の織り手達と2年間、チベットのタンカ(仏画)を織ることになりました。

 Tombo(Tomas Guta さんは皆にこう呼ばれていました)は、この4人の織り手を慎重に選びました。近くにはチベッタン・カーペットの工房がたくさんあります。しかし、カーペットの仕事とこのタンカ織りは繊細さが違い、彼はウィーバーの手が荒れることを心配しました。この4人は、とても器用で、それぞれとてもきれいな仕事をします。

e0167170_2205488.jpg一番若い彼女、チュニ・ラモは、仏塔を織っています。


e0167170_2211845.jpg唯一の男性の織り手、タシが織っているのは、文殊菩薩。
彼が織る菩薩の顔は、いつも優しい。とても美しい顔をしている。


e0167170_22111315.jpg賢い彼女、ツァムチュはこの工房で一番丁寧な仕事をする。
この仏画は非常に
mysteriousで、結局何の曼陀羅かは不明となった。
原画は大英博物館にある。


e0167170_22111835.jpg艶っぽいタクチュも美しい仕事をする。織るのは早い。
今織っているのは、仏陀の母、摩耶夫人。
仏陀誕生の瞬間。
様々な赤紫で統一された美しいタンカ。
[PR]

# by ituphana | 2009-03-22 22:02 | チベット仏画織

糸の息づかい

お蚕様が、糸を吐く。
八の字に体をくねらせ、ひたすら次の自分のために糸を吐く。
白く透き通る絹の糸。
繭をあげると、
糸は正直に1本に引き出され、
その糸を引き続ければ、繭はどんどん透き通ってゆく。
小さな宇宙の中に、次の変態を待つあなたは、
ひっそりとそこにいる。
美しい生糸は、
だから、蚕の息づかいを伝えるように、すこーしばかりねじれがある。
その美しいままを、布にしたいと思う。

生糸のように、木綿の繊維にも少しのねじれがある。
その繊維の自然のねじれと紡ぎ手の呼吸が交わり、
糸となる。
蚕が自身から糸を吐くように、
木綿の紡ぎ手も、自身の精神と身体で糸を紡ぐ。
紡がれた糸を、そっと綛にすると、
上手の糸は、一定のリズムでうねりを見せる。
このうねりのリズムが、紡ぎ手の息づかい、糸の息づかい。
木綿が、わたから糸となり、
水をくぐる前に見せる、美しさ。


e0167170_21443581.jpg

                      シャンテニケタンで糸を紡ぐ
[PR]

# by ituphana | 2009-03-19 20:00 | チャルカが紡ぎ出すもの

長(なが)さんのお蚕様日誌

春になりましたら、ituphanaの生徒さん、長さんのお蚕養育日誌をお届けします
暖かくなるまで、もうしばらくお待ち下さい。
[PR]

# by ituphana | 2009-03-16 06:00 | お蚕様日誌

ituphana studioへのアクセス

ituphana studioの活動は、天気堂で行っています。

天気堂住所
千葉県南房総市千倉町瀬戸2409
       TEL/FAX. 0470-44-4457(木・金曜日)


こちらの看板が目印になります。
天気堂の紹介は⇒

e0167170_20195471.jpg
[PR]

# by ituphana | 2009-02-05 20:16 | アクセス

アンデスの羅から

アンデスの羅 2点
e0167170_17265025.jpge0167170_17255583.jpg




再織した羅とスプラング
e0167170_17261879.jpg
            左上と同紋様の再織 獣神


e0167170_1728966.jpg
              端に紋織りを入れる


e0167170_1727211.jpg



e0167170_17285291.jpg



e0167170_17291071.jpg



e0167170_17292455.jpg



e0167170_17281522.jpg
             これは、スプラング


アンデスの羅やスプラングは、一段一段、手で経糸を捩りながら織ってゆきます
そこに描かれる不思議な神々。
この気の遠くなるような仕事を、アンデスの人々はどんな祈りをこめて織っていたのでしょう。

上記の再織布は、すべてituphanaで栽培した日本綿を、手で紡ぎ、天然染料で染めたものです。

*アンデスの羅2点に関しては、平田秀子先生のご協力を得ました。
e0167170_20564365.jpg

[PR]

# by ituphana | 2009-02-03 20:44 |

2008 藍と棉の栽培

2008年の 栽培の様子は、あわコットンクラブでご覧頂けます。
[PR]

# by ituphana | 2009-01-15 13:11 | 苧麻・芭蕉・棉・藍

∞この愛すべき道具との出会い

e0167170_20153272.jpg 
 <チャルカ>とは、インドの言葉で<糸車>を指します。糸車の発祥はインドまたは中国とされ、日本には中国から伝わってきたと言われています。インドや中国を経て日本にやってきた糸車は、日本の各地で、そこで産する木の種類や扱う繊維の特性に応じて、多少の違いをもって作られました。しかし、現在日本で一般的にチャルカと呼んでいる写真のものは、日本ではまったく見かけない形をしています。
 チャルカとは上記のように糸車という意味ですから、日本と同じようなインド製の大きな糸車の形のものも、実際にはチャルカと呼ばなくてはなりません。しかし日本人はいつの間にか、一般的にチャルカというと、このスーツケース型やブック型の携帯用の糸車を指すようになってしまいました。何故、インドでは、糸車をこのようにコンパクトに持ち運びができるような形をつくったのでしょうか。

 静かな心持ちでチャルカの前に座れば、カラカラと気持ちのよい音を立てて、チャルカは廻り、手に持った篠から、白い綿がツーッと出てくる。もう少しばかり撚りをかけ、強くする。繊維が糸になる瞬間。

e0167170_19445693.jpg 
 インド、ベンガルのコルカタから北へ数十キロ、シャンテニケタンという美しい名前(平和の地)をもつ場所に、インドの詩人にして哲人、ラビンドラナース・タゴールが創立したヴィシュババラティという国立の大学があります。タゴールが創立したに相応しく、芸術や文学を愛する気風にあふれていました。
 1990年頃、沖縄を出た私は、この大学に1年間在籍することになっておりました。インドの民族衣装、サリーの美しさに魅了されていた私は、なんとかこの大学でサリーを織ってみたいと思っておりました。しかし、デザインをする者と、職工である織士とは区別され、職業を厳しく制約されているインドにおいて、サリーを織るのは、この大学ではなかなか難しいことでした。学部長との幾度にも渡る交渉に少々疲れ果て、さてどうしたものか、と思案にくれていた私に、ガンジーの糸紡ぎの会を紹介して下さったのは、牧野教授の奥さんでした。牧野財士教授は、ここで日本語を教えていらっしゃいました。インドに移り住んだのは1950年の半ば頃かと思います。もうすっかり身も心もインドに捧げ尽くされた方でした。
 ガンジーの糸紡ぎの会は、大学の近く、シャモリ婦人の家で週1回程開かれておりました。シャモリ婦人は画家で、どこか自由な雰囲気がそこかしこに漂い、ゆったりとした時間が常に流れておりました。大学を出てからも不意に訪れた私に、部屋を提供し、おいしいベジタリアンの家庭料理を振る舞って下さった事もあります。美しいインドの女性やら男性やら、牧野先生夫妻と私を含め、毎回数人が集まって、糸を紡いでおりました。最初はインド製の糸車(日本と同型のもの)で紡ぎ、そのうち牧野先生が携帯用のチャルカの注文を取って下さいました。何週間か後、携帯用の紡ぎ車が到着しました。

 この愛すべき道具、携帯用の紡ぎ車は、マハトマ・ガンジーが考案したものです。毎日何時間か、美しい糸を紡ぎ続けたガンジーは、旅先の宿屋でも、道中の列車の中でも、文字通り、どこでも糸を紡ぎ続けました。そのために、このコンパクトで、持ち運びに便利な道具を考案したのでした。

 大学内で学ぶ機会を逸したように感じた私は、このスーツケース型のチャルカを手に、ひとりインド国内を染織の調査に出かけました。オリッサ州、ビハール州、ラジャスタン州、グジャラート州、美しい染織品の数々を見るため、外国人は滅多に訪れる事も無い僻地の村々にも行ってみました。チャルカを持って、糸を紡ぎながら。デリーのスラム街では幼い子供等が一心不乱にチャルカを回している姿も見ました。ガンジーの思想は果たして正しい形で継承されているのだろうか? 私は多くの矛盾に充ちたインドに出会う事になりました。


e0167170_19412835.jpg

[PR]

# by ituphana | 2009-01-15 12:15 | チャルカが紡ぎ出すもの

ituphana染織教室 2008

e0167170_20504547.jpg
はなさんの最初の作品。藍と矢車で染める。やたら絣も初めてだけどうまくできた。



e0167170_19291073.jpge0167170_19283390.jpg


いつもは花の谷の教室へ来る貴さんの作品。テクスチャーをちょっと考えて、工夫をこらしたマフラー。とても素敵。織りを始めて数ヶ月とは思えない。



e0167170_20225484.jpge0167170_20244781.jpgあいさんの作品。
初めてのホームスパン。
織りを始めてまだ2本目だったけど、手紡ぎに挑戦。

最後まで心をこめた手仕事
縁やハギの部分は組紐で飾ったポンチョ。
思いのほか軽く仕上がった
[PR]

# by ituphana | 2008-01-07 00:00 | 染織教室の風景

花の谷染織教室 2008

e0167170_20591092.jpg花の谷染織教室は、入院病棟側の庄左衛門邸で行っております。


e0167170_2101838.jpg貴さんの作品。
織りを始めたばかリだけれど、いつも素敵なマフラーを織る。
茶系でまとめた優しいマフラー。


e0167170_210186.jpg同じく貴さんの作品。
シルクでちょっと浮き糸を入れてみる。
卓上のリジット機なので、いろいろ工夫して使っています。


e0167170_2115419.jpgこれも貴さん。
今回はモヘヤの糸を選んだので、ちょっと奮闘。


e0167170_2141091.jpg初めてのカード織。


e0167170_213795.jpgかなり間違うので、デザインはかなりオリジナル。


e0167170_2151174.jpg南さんの作品。
男性用のマフラー。算崩し


e0167170_21252826.jpg同じく南さんの作品。
たくさんの浮織や縫取織。小さなピース。


e0167170_2145013.jpg花の谷の患者さん。
ちょっと元気な日は、機を織る。
初めての織り。初めての綴織。シルク。
Nagaに祈りをこめる。
Nagaの部分は、スマックの技法で少し盛り上げる。白く白く。
偶然が作ったデザイン。でも彼女の願いはそのまま素直に現われた。


e0167170_2163359.jpg

                  花の谷では静かに時間が流れる。


[PR]

# by ituphana | 2008-01-06 00:00 | 染織教室の風景