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カテゴリ:チベット仏画織( 1 )


カトマンズの工房から

 1989年から1992年、インドでの1年間の大学生生活を挟んで、私は、ネパールのカトマンズ郊外、ボーダナースで、チベットの仏画織に携わりました。
 ボーダナースは、国を出た避難民のチベット人達が多く住むところです。ここに、アメリカ人のTomas Gutaさんと日本人の奥さんがチベットの仏画織の工房を開いておりました。
 不思議なご縁で、私は、このチベット人の織り手達と2年間、チベットのタンカ(仏画)を織ることになりました。

 Tombo(Tomas Guta さんは皆にこう呼ばれていました)は、この4人の織り手を慎重に選びました。近くにはチベッタン・カーペットの工房がたくさんあります。しかし、カーペットの仕事とこのタンカ織りは繊細さが違い、彼はウィーバーの手が荒れることを心配しました。この4人は、とても器用で、それぞれとてもきれいな仕事をします。

e0167170_2205488.jpg一番若い彼女、チュニ・ラモは、仏塔を織っています。


e0167170_2211845.jpg唯一の男性の織り手、タシが織っているのは、文殊菩薩。
彼が織る菩薩の顔は、いつも優しい。とても美しい顔をしている。


e0167170_22111315.jpg賢い彼女、ツァムチュはこの工房で一番丁寧な仕事をする。
この仏画は非常に
mysteriousで、結局何の曼陀羅かは不明となった。
原画は大英博物館にある。


e0167170_22111835.jpg艶っぽいタクチュも美しい仕事をする。織るのは早い。
今織っているのは、仏陀の母、摩耶夫人。
仏陀誕生の瞬間。
様々な赤紫で統一された美しいタンカ。
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by ituphana | 2009-03-22 22:02 | チベット仏画織